生涯モラトリアムでいたい

20代後半になってもモラトリアムを享受したい男のブログ

SEKAI NO OWARI のメンバーになった(中編)

前回までのあらすじ

 

Fukaseから手紙が届いた!

 

 

 

〜ここから中編〜

 

 

たどり着いた通称セカオワハウスはこんな感じだった。

 

 

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さすがセカオワである。

シェアハウスすら芳ばしい世界観を醸し出している。

 

 

 

 

 

しかし、どっから入ればいいんだ・・・

 

 

 

途方に暮れていると、一人の老婆が現れた。

 

 

 

「Fukase様のお知り合いでございますか?」

 

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(こんな姿をした意地悪そうな婆さんだった)

 

 

どうやら給仕のようである。

 

僕「あ、はい。あの、その、パーティーにお呼ばれしまして・・・」

婆「(一瞥して)ついてきなさい」

 

そう言い、つかつかとトーチカの中へ入っていく婆。僕は、その後をついていく。

 

トーチカの内部に入り、僕は驚いた。その外観からは想像できない成金趣味のオンパレードだったからである。

 

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こんな黄金の長い廊下があって。

 

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金持ちの家の壁に飾ってそうな奴(ちなみにハンティングトロフィーと言うらしい)もあって。

 

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もちろん中世ヨーロッパの甲冑も。

 

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 美女は車の周りで踊り狂っていた。

 

 

 

 

僕「何なん、この家」

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後編に続く。

 

 

 

 

 

SEKAI NO OWARI のメンバーになった(前編)

夢で。

 

事のあらすじを綴る。

 

日課の多摩川サイクリングから戻り、自宅のポストを開けると一通の封筒が置いてあった。その封筒は普通の茶封筒と違い、7色のカラフルな色をあしらった封筒で「珍しい封筒だな」なんて思って送り主の名前を見ると、

 

Fukase(ちなみに羽根つきのサインペンで書いたと思わしき書体)

 

とだけ書いてある。住所は書いてない。

 

封を開けると、中には一枚の便箋が。

 

 

 

 

 

「今宵、パーティーを始めるからおいでよ」

 

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・・・

 

 

 

おいでよ、って言われても・・・だいたいお前住所書いてないし

 

 

しかし、夢の中はなんでもありなのです。

気づくと僕は、迷う事なくセカオワハウスまでたどり着いていたのでした。

 

徒然と

転職して一月が経ち、徐々に今の生活にも慣れ始めたので、

思ったことを徒然なるままに書き綴ろうかと。

 

まず事の経緯を書かねばならんと思うのですよ。物事には何事も順序というものがあるのです。

 

以下、セルフインタビュー

 

Q.そもそも何で転職しようと思ったのですか?

A.前職を続けていたら、いつか京浜東北線にBARRRNN!!!してた。

 

Q.何が不満だったのですか?

A.不規則な生活。体育会系。映像業界にいるのにクリエイティブな仕事じゃなかった。他人の考えたアイデアを具現化するために自分の時間を切り売りするのが死ぬほど嫌だった。上司のパワハラ。会議室を確保する作業。打ち合わせのお菓子を準備する作業。

 

Q.社会舐めてる?それくらい社会人なら当たり前だよ?

A.ごめんなさい。

 

Q.転職しようと思ったきっかけは何ですか?

A.YouTubeの「好きな仕事で生きていく」という広告を見てたら、

自分も本当にやりたいことを仕事にしたいなって思ったんです。

Q.YouTuberに踊らされてるwww 

 

 

まあ、こんな感じです。

 

今就いてる仕事はCMの企画を考える仕事なのですが、これは自分に向いてる気がします。

なぜならミスしようがない仕事だから。

 

例えば、営業やら事務の仕事にはミスが付きまといます。

営業なら取引先との商談に遅れた、資料を持ってき忘れた、資料が間違っている。

事務なら数字の入力ミス、書類の紛失などなど。

 

普通、そういうミスをすると先輩上司から叱責を受けるものですが、僕はそれがゲロ吐くくらい嫌なんです。だったら怒られないようにすればいいんですけど、それがどういうわけか人を無意識に怒らしてしまうとんだふざけた星の元に生まれてしまったようです。人を怒らせないように気をつければ気をつけるほど、人は怒りのドツボにはまっていくのです。

 

CMを考える仕事に、おそらくミスという概念はないはずです。とにかくたくさん企画を考えれば良いのですから。

10案中9案がつまらない企画だったとしても残りの1案が面白ければ、それでオッケー。ミスがない仕事というより、リカバリーの効く仕事といったほうが正しいのかもしらん。

 

そういうわけでこの仕事は僕に向いてる、はず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二子玉川と二俣川

今頃、二子玉川のはずですよね、そうですよね。二子玉川のはずですよね。



なんで今僕は二俣川にいるのです?



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ほら、全然違うところにいる。距離にして27.4キロも離れてる。



ははっ



ふたこたまがわ

ふたまたがわ



確かに似ているけども•••

売れっ子になるには

どうも。仕事に就く5月まで惰眠をむさぼっている僕です。

 

有休消化に入って10日くらい経ち、二度寝、昼寝など惰眠に次ぐ惰眠の間で僕は様々な考えを巡らせていた。

 

以下、考えていたこと一覧。

 

田中圭向井理って似てね?

②「こじらせ系」というジャンルは何か恥ずかしい

③副業について

古沢良太は天才

吉瀬美智子ファンは「TOKYO TRIBE」を見て性欲を処理してるはずだ

⑥CMディレクターとして売れっ子になるにはどうすればよいか?

 

とまあ、ざっとこんな感じ。

 

①は言わずもがな

 

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似てる。

外国の方がこの二人を見分けるのは至極困難なことだと思う。あだち充の漫画に出てくる主人公を見分けるのと同じくらい難しいはずだ。

 

②については、メインカルチャーに対するカウンターとしてサブカルチャーが存在するように、リア充という大手振って歩いているタイプに対して、それらの性質に馴染めず自然発生的に生じた人たちを僕はこじらせ系だと大雑把に認識しているのだけど、何だか「こんなに穿った見方をしてしまう私。生きにくいわあw」という自分に陶酔しているようで胸の辺りが少しザワザワしてしまう。

 

③は、転職によって年収がダウンしてしまうから副業で生活水準を保ちたいと思い、コンビニで副業についてのムック本を購入したはいいが、どれも金銭を得るまでに時間がかかりそうで中々手をつけられずに悶々としている。

 

④の件について異論を唱える人は少ないのではないのではないか。

90年代、時代の寵児となった三谷幸喜、次いで00年代に木更津キャッツアイ、タイガー&ドラゴン等多数の作品をヒットさせた宮藤官九郎

その流れを継いでいるのは現段階で古沢良太の他にいない。

この春、最終回を迎えた『デート』は本当に良いドラマだった。恋愛が不器用、奥手といったテーマの物語は星の数ほどあるが、非恋愛至上主義をテーマにした恋愛物語はそうそうなかったはず。

 

⑤について

 

ありがとう 園子温

 

好みのタイプ:吉瀬美智子の僕としては清野菜名吉瀬美智子に互換して『TOKYO TRIBE』を観ると何かもう頭が熱っぽくなってしまう。

 

 

⑥は、この休暇中一番思考に時間を割いた。

 

何時間も空っぽの頭をこねくり回して出した結論は、

 

わからん。 

 

やはり、働いてもみない何とも言えないと思う。

 

ただ、人よりもそこらじゅうにアンテナを張り巡らせて、くだらない体験も含めて様々な体験をしておいた方がいいんだろうなってことはわかる。

そういったことを自分なりに消化できたら、少しは面白みのあるアイデアが生まれてくると思うわけですわ。

 

 

 

 

 

 

会社を辞める

ついに僕は自由を手に入れた。

 

朝何時に起きようが誰にも文句を言われない。

 

突然かかってくる上司からの電話にビクビクしなくていい。

 

疲れ果てたサラリーマンたちと電車の座席の争奪戦に参加しなくてよい。

 

 

 

なんて文化的な暮らしなんだろうか

 

 

 

窪塚洋介ことレゲエDJでもある卍LINEさんは、バビロンからの脱却を唱えているわけだが、今なら彼が何を言いたいのかがよくわかる。

ちなみにここでいうバビロンとは古代都市ではなく、権力や力を持った人間が必然的に独占的な利益を持つ仕組みのことを言う。

 

 

やはり好きなことをして生きていかなければ、僕のような精神の虚弱体質者は結局体が持たない。

 

 

去年の秋頃、youtubeの中吊り広告を見て僕はそのことを確信した。

 

その広告がこれ。

 

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恥ずかしい話、もうガツーンと来た。ガツーンと。

 

世の中には好きなことで生きていく選択肢があるというのに、何してんだ俺は、と。

 

 

それから転職活動を始め、今年の5月にCMディレクターの卵として別の会社で働くことになった。今は有給消化中なので、歯医者に行き、見れなかった映画を鑑賞したりと、前年忙しくてできなかったことを満喫している。

 

精進せねばならん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

K君は凄い

帰りの電車の中でFacebookを見ていたら小学校の同級生(以下K君)がGLAYのEXPOに行ったという書き込みがあり、それを見た僕は軽く凹んだ。


K君は1998年の小学校5年生のときGLAYのファンになり、2014年の今、16年という歳月が経っても未だにGLAYのファンで、はるばる東北までライブに行くのです。



1998年あたりのGLAYは全盛期で、何出してもミリオンは当たり前というかなりチートなバンドで、あの当時のGLAYだったら「君が代」をリリースしてもミリオン達成してたんじゃないかというほどの勢いがあった。

1999年には20万人ライブなんてのもあって、20万人が一同に幕張のだだっ広い駐車場でライブを観るというスケールの大きいイベントだったわけだが、観客のほとんどは生のGLAYを観ることはできず各々の前方にあるスクリーンでGLAYの演奏を楽しむというほとんどパブリックビューイングと変わらないライブだったみたいだ。

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赤丸の人たちは楽しめてるのか疑問だ



高い金を払ったのにも関わらず生でGLAYを観ることはできないし、帰りの混雑状況なんかも考えると地獄だし、と僕個人が考える分には、あまり楽しくなさそうなのだが、当時のGLAYにはそれでも20万人を呼べる力があったわけです。


で、そんなGLAYの黄金期に魅せられてK君はファンになった。
当時、僕がいたクラスの半分は「SOUL LOVE」や「誘惑」のCDを持っていて、当然僕も持っていた。

ちなみに僕は断然SOUL LOVE派。たまにラジオとかで聞くと未だに涙が出そうになる。

CDを持っていないクラスメイトもMDには必ずGLAYの曲が入っていたのだから、いやー改めて凄いぜGLAY


僕が感心したのはここからで、K君はそれからずっとGLAYが好きなわけだ。
僕がGLAYに関心を持っていたのは全盛期のみで、GLAYのTV露出が減るに連れ、僕もGLAYの曲を聞かなくなっていた。


僕がK君の書き込みを見て凹んだのは、人生においてそんなにも好きなものがあるのかという羨望の気持ちが、ふと湧いたからで、自分にはその無茶苦茶好きなものがなくて何て自分の人生は浅いのだろうと、ふて寝したくなりましたよ。ええ