生涯モラトリアムでいたい

20代後半になってもモラトリアムを享受したい男のブログ

K君は凄い

帰りの電車の中でFacebookを見ていたら小学校の同級生(以下K君)がGLAYのEXPOに行ったという書き込みがあり、それを見た僕は軽く凹んだ。


K君は1998年の小学校5年生のときGLAYのファンになり、2014年の今、16年という歳月が経っても未だにGLAYのファンで、はるばる東北までライブに行くのです。



1998年あたりのGLAYは全盛期で、何出してもミリオンは当たり前というかなりチートなバンドで、あの当時のGLAYだったら「君が代」をリリースしてもミリオン達成してたんじゃないかというほどの勢いがあった。

1999年には20万人ライブなんてのもあって、20万人が一同に幕張のだだっ広い駐車場でライブを観るというスケールの大きいイベントだったわけだが、観客のほとんどは生のGLAYを観ることはできず各々の前方にあるスクリーンでGLAYの演奏を楽しむというほとんどパブリックビューイングと変わらないライブだったみたいだ。

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赤丸の人たちは楽しめてるのか疑問だ



高い金を払ったのにも関わらず生でGLAYを観ることはできないし、帰りの混雑状況なんかも考えると地獄だし、と僕個人が考える分には、あまり楽しくなさそうなのだが、当時のGLAYにはそれでも20万人を呼べる力があったわけです。


で、そんなGLAYの黄金期に魅せられてK君はファンになった。
当時、僕がいたクラスの半分は「SOUL LOVE」や「誘惑」のCDを持っていて、当然僕も持っていた。

ちなみに僕は断然SOUL LOVE派。たまにラジオとかで聞くと未だに涙が出そうになる。

CDを持っていないクラスメイトもMDには必ずGLAYの曲が入っていたのだから、いやー改めて凄いぜGLAY


僕が感心したのはここからで、K君はそれからずっとGLAYが好きなわけだ。
僕がGLAYに関心を持っていたのは全盛期のみで、GLAYのTV露出が減るに連れ、僕もGLAYの曲を聞かなくなっていた。


僕がK君の書き込みを見て凹んだのは、人生においてそんなにも好きなものがあるのかという羨望の気持ちが、ふと湧いたからで、自分にはその無茶苦茶好きなものがなくて何て自分の人生は浅いのだろうと、ふて寝したくなりましたよ。ええ